機能
データ入力
ロードバランサ(LVS、F5など)によって同時並行処理数の調整ができるため、ひっきりなしに飛び込んでくる大量のデータを余裕を持って処理できます。
分散メッセージ機能(Kafka)が、取り込まれたストリームデータを効率よく下流処理へと引き継ぎます。
また、ゲートウェイ機能による各種プロトコルに対応しておりますので、さまざまなタイプのデバイスからのデータ入力に対応可能です。
データプロトコル
- SOAP
- MQTT
- JSON
- バイナリ
ネットワークプロトコル
- TCP
- UDP
- HTTP
- WebSockets
データ保存
構造化データ/非構造化データ、検索データやバックアップデータなど、さまざまなデータ特性に合わせて、 分散ファイルシステム(HDFS)、Key-Valueストア(HBase)、インメモリキャッシュ(Redis)やRDBなどの最適な形式でデータを保存します。
リアルタイム計算/オフライン計算
データ入力と同時に計算処理を行うリアルタイム計算、大量に蓄積されたデータを対象に処理を行うオフライン計算(バッチ)のどちらの計算処理にも対応しています。
TIZA STARはStormをリアルタイム計算処理エンジンとして採用しており、アプリケーションロジックの実行と管理をサポートします。
リアルタイム計算処理によりIoTデータのクレンジング、解析、通知・警告などのリアルタイム処理を簡単に実現することができます。
オフライン計算処理はHiveによるMapReduce処理をサポートし、IoTデータの日別/週別/月別/年間単位という大きな時間単位での分析レポートの作成やデータマイニングを行うことができます。
データ交換
さまざまな方法で計算結果を取り出して、各アプリケーションで柔軟に利用することができます。
データ交換方式
- RESTful Web Service
- Thrift
- API など
プラットフォーム管理
監視とアラーム、および管理画面から成るプラットフォーム管理機能を提供します。
GangliaとNagiosをベースにして、以下の3つのレベルでの監視とアラームが利用できます。
ハードウェアレベル
- サーバ
- CPU
- メモリ
- ディスク など
プロセスレベル
- プロセスの死活監視
- ポート以上監視 など
KPI関連レベル
- メッセージキューデータ数
- ゲートウェイへの接続確立回数 など